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サイバーセキュリティーについて

Cyber Crimeの被害者にならない     今回は皆さんが気がつかないうちにCyber Crimeの被害者となったり、コンピューターウィルスに感染する事への対策についてお話します。 よくある勘違い     「アンチウィルスソフトを入れていれば安心」 … 最近のウィルス感染事例の多くはウィルススキャンで防ぐ事が難しく、Webサイトから一方的に送り込まれる「マルウェア」とか「スパイウェア」と言われるMalicious Code(悪意のあるプログラム)が主流となり、一日30万件以上の新種や亜種と言われる派生バージョンのウィルスが発見されています。感染するとPCに保存されたファイルやメールを盗まれたり、「キーロガー」というキーボードの入力履歴を記録してハッカーへ送りつけるプログラムにより、銀行やショッピングサイトを含む様々なログイン情報が盗み出されます。他にも「トロイの木馬」という時限爆弾型や遠隔操作を可能とする「バックドア」等、呆れるほどの種類があります。 他の感染経路としてよく知られる「標的型攻撃」は、差出人を詐称したメールにウィルス感染ファイルを添付したり、巧妙に偽のWebサイトに誘導して上記のようなウィルスに感染させるという手口です。 まだ被害に遭ってない方も以下に注意しましょう。 メールの添付ファイルを無造作に開かない 拡張子と言われるファイル名の最後の文字列(例 .doc .pdf .xls 等)を確認 見慣れない拡張子の場合は開かない。添付ファイルを開く前にPCへ保存しウィルススキャンする 内容が怪しいメールのリンクをクリックしない 特にお金に関する内容には要注意、身に覚えのないInvoice、注文、未払いへの催促等 身代金を要求するランサムウェアとは     マルウェアの中でも厄介なのがランサムウェア(Ransomware)です。感染すると自分のPCが全て暗号化されてしまい、データを人質に取られてお金を求められる事からランサム(身代金)ウェアと言われてます。以下は最近被害が多く報告されているランサムウェアの事例です。 <FBIランサムウェア >     WEBサイトを閲覧中に突然PCやスマホの画面が“FBIからの警告”画面に変わり、自分のPCの情報(IPアドレス、プロバイダー名、都市名等)が画面に表示され